博南開発 博南開発は、九州の一部(福岡県・大分県・佐賀県・長崎県・熊本県・宮崎県)と山口県を含めた地域で、産業廃棄物処理・ごみ処理・環境対策コンサルティング・リサイクル処理を行っている企業です。 ホーム お問い合わせ サイトマップ

我が国における廃棄物の歴史

日本では、1950年代以に公衆衛生の維持・向上のための政策が開始されました。その後、1960年代に、急速な経済成長に伴って、四大公害(水俣病、新潟水俣病、四日市ぜんそく、イタイイタイ病)に代表される激甚な産業公害による健康被害が社会問題化しました。その反省に立ち、1970年代には環境保全のための取り組みが強化され、さらに2000年代に入り環境と経済の両立を目指して、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷を低減した循環型社会の形成に向けた取り組みが本格化しました。


(まめ知識)
1600年~1800年代の江戸時代における日本では、完全なリサイクル社会が構築されていました。当時、郊外の農業では、米を収穫した後に残るゴミを、肥料、燃料に使う等、再生可能な資源を循環的に利用しており、外部から取り入れるのは塩と鉄だけだったと言われています。また、城下町においては、割れた茶碗など継いだり、ロウソクの溶け残りを回収して再生する専門の職業が成立していました。このほか、都市のし尿が農村の肥料として用いられ、農村からの作物が都市で消費されるという物質循環が成り立っており、都市が清潔に保たれていました。

博南開発におけるこれまでの取り組み

これまで、博南開発における廃棄物処理コンセプトは、コンプライアンス(法遵守)であり、適正処理に取り組んできました。

実際に、廃棄物に関する系統的な一貫処理を行うことによって、廃棄物の処理実態が掴みやすいことを排出事業者様に評価されております。

一方で、廃棄物を種類ごとに丁寧に手作業で選別を行い、びん、缶、PETボトル、金属等の再資源化の促進を図ることも精力的に行ってきました。

博南開発におけるこれからの取り組み

これからの博南開発では、コンプライアンス(法遵守)は大前提とし、

 A)循環型社会の構築
 B)ゼロエミッション
 C)京都議定書によるCO2排出量の削減(2008~2012年までに6%の削減)

以上の3つの大きな柱を目的として業務に取り組んでいきます。
具体的な取り組みとして、

 (1) 廃棄物管理コンサルティング、
 (2) RPF固形燃料化処理の実用化

の2つがあります。

(1) 廃棄物管理コンサルティング

当社では長年培ってきたノウハウと研究結果を踏まえて、廃棄物管理コンサルタント業務にも積極的に取り組んでいきます。この廃棄物管理コンサルティングを行うことで、県内外に多数の事業所をお持ちの排出事業者様が安心して1社に任せていただくことが可能になります。
一方、排出事業者様のメリットとしては以下のような利点があります。

 ・複雑なマニフェスト処理や管理業務(事務処理)の簡素化
 ・環境対策の提案や改善
 ・廃棄物処理やリサイクル率の達成に向けた、環境対策の提案や改善 等

コンサルティング資料 博南開発における廃棄物コンサルティング業務

(2) RPF固形燃料化処理の実用化

許可業者としては県内初のRPF設備の導入も完了しております(2006年6月始動)。
RPFとは(Rufuse Paper & Plastic Fuel)の略で主に産業廃棄物のうち、マテリアルリサイクルが困難な古紙、プラスチック、繊維くず、木くずを主な原料とした高カロリーの固形燃料です。当社製造のRPF固形燃料は、王子製紙グループ(王子板紙株式会社:大分工場)においてボイラー用の燃料として利用されています。
一方、排出事業者様のメリットとしては以下のような利点があります。

 ・産業廃棄物の税金が免除になる。
 ・RPFの固形化燃料を化石燃料の代替エネルギーにすることで、CO2の排出を抑制できる
  (京都議定書にある「チームマイナス6%」に参加することができる。)
  (詳細はhttp://www.team-6.jp/にあります。)
廃プラスチック、古紙等を原料とする廃プラスチック、古紙等を原料とするRPFを用いた廃棄物の製品化 廃プラスチック、古紙等を原料とする廃プラスチック、古紙等を原料とするRPFを用いた廃棄物の製品化

下記に当社のRPFの製造設備の説明をいたします。

RPF処理設備

原料

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1軸粉砕機

>

フライトコンベア

>

磁力選別機

>

溶解成形機

>

RPF

1軸破砕機

フライトコンベア

磁力選別機

1軸破砕機フライトコンベア磁力選別機
(破砕処理)
搬入した廃棄物を破砕処理(フレーク状)する。
(フライトコンベア)
破砕処理した原料を、フライトコンベアを使用し磁力選別機に送る
(磁力選別)
定量供給機に原料を入れる前に、磁選機を通して金属類を完全に除去する。

溶融成形機

RPF 製品

溶融成形機RPF 製品
(溶融成形機)
定量供給機より送られた原料を、成形機にて溶融成形し、固形燃料(RPF)にする。
(RPF)
製造されたRPFは、様々な設備で燃料として使用される。(発電設備・ボイラー設備等)

最終更新日: 2006年08月06日 09:18
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